2002-05-30 第154回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
また一方、外国と競争できるかということでありますけれども、私、この間、WTOのムーア事務局長と話しまして、そのときに向こうのムーアさんから出た言葉で、あれっとこう思ったことは、中国は十五年後には食料輸入国になりますよと、時間がありませんでしたから詳しい話はしませんでしたが、ですから武部大臣も、今、目先のことだけじゃなくて、将来、十年、十五年のアジアにおける社会経済がどうなっていくのか、そういったことも
また一方、外国と競争できるかということでありますけれども、私、この間、WTOのムーア事務局長と話しまして、そのときに向こうのムーアさんから出た言葉で、あれっとこう思ったことは、中国は十五年後には食料輸入国になりますよと、時間がありませんでしたから詳しい話はしませんでしたが、ですから武部大臣も、今、目先のことだけじゃなくて、将来、十年、十五年のアジアにおける社会経済がどうなっていくのか、そういったことも
私は、閣僚会議自体に出席するとともに、WTOのムーア事務局長、農業分野の調整役であるシンガポールのヨー貿易産業大臣、米国のベネマン農務長官、ゼーリック通商代表、EUのフィッシュラー農業・漁業委員など世界各国の農林水産行政の責任者と直接議論を行い、文字どおり昼夜の別なく真剣な話し合いができたと考えております。
しかしながら、ムーア事務局長は、途上国の問題と今申し上げたもう一つの問題、この二つを挙げているわけですね。しかし、私どもは、そのほかにも問題点があったということを指摘せざるを得ないと思います。
○漆原委員 WTOのムーア事務局長は、シアトル閣僚会議が不調に終わったことを踏まえて、「シアトルの教訓」と題する論文、文章を日経新聞などに寄稿をされておりますが、この中でムーア事務局長は、シアトル会議の最大の失敗は「後発途上国からの輸出品に対する障壁の撤廃という目的を果たせなかったことだ」、こう言っております。
閣僚会議自体は議論を凍結するという結果になりましたが、この会議を通して、私は、WTOのムーア事務局長、議長である米国のバシェフスキー通商代表、米国のグリックマン農務長官、EUのフィッシュラー農業・漁業委員など世界各国の農林水産行政の責任者と直接議論を行い、文字どおり昼夜の別なく真剣な話し合いができたと考えております。
○玉沢国務大臣 全体の次の閣僚会議の持ち方でございますが、これは閉幕に当たりましてバシェフスキー議長の方から話があったわけでございますが、WTOのムーア事務局長が、各国と調整をしながら次の包括的な会議についてはぜひ準備を進めるようにということが第一点であります。
○玉沢国務大臣 次の場合におきましては、WTOのムーア事務局長が調整をするということになりまして、この十七日にもジュネーブでの大使級会議が行われるということで、どのような形で提案がなされるかわかりませんが、この農業部門における宣言案の部分は、つまり、全体的に包括的な会合が開かれた場合の宣言案であるということでございまして、全体的な包括的なものがなされない限り、それが議題に供されるというふうには私は考